広島のボランティアガイドが75年目の原爆の日を英語で生配信

プログラムを更新しました (2020年8月5日)

プレスリリース

広島のボランティアガイドが75年目の原爆の日を英語で生配信

要約

平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)は、ボランティアの通訳者・ガイドのグループとして、平和をテーマにしたボランティアガイドを英語で行っています。

被爆75年目の8月6日、HIPのボランティアガイドが広島平和記念公園内外で、英語による慰霊碑と建造物の紹介や、英語による被爆者メッセージをYouTubeでライブ配信します。

イベント名称

75年目のヒロシマ原爆の日を英語で生配信
Live from Ground Zero: 75th Hiroshima Anniversary (英語)

イベントの概要

被爆75年目の8月6日、HIPのボランティアガイドが広島平和記念公園内外で、英語による慰霊碑と建造物の紹介、英語による被爆体験者メッセージをYouTubeでライブ配信します。このイベントを通じて広島市民の平和への思いを全世界に伝えます。

弊会として動画配信は初めての試みですが、平和公園ガイドを生中継すること自体広島の平和活動の歴史の中できわめて珍しいものです。

当日は朝10時を第1回としておよそ1時間毎に計9回のライブ配信を予定しています。弊会のボランティアが慰霊碑の説明を行う他、代表の小倉桂子、会員の二川一彦が被爆体験に基づく平和へのメッセージを語ります。

目的・背景

HIPは、毎年、8月6日の平和式典終了後、「英語による被爆体験講話会」を開催し、被爆者から直接、英語で被爆体験を聴くことのできるイベントを行なってきました。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本講話会の開催を中止し、8月6日の広島平和記念公園で、英語による慰霊碑や建造物の紹介、被爆体験証言を全世界にライブ配信します。公園内にある大小様々な慰霊碑や建造物、それにまつわる多くのドラマやエピソードを交えながら、また被爆体験の証言を通して、公園のもつ平和へのメッセージ、ヒロシマの心を全世界の人々に広く伝えていきます。

プログラム (変更の可能性あり)

10:00~小倉代表から平和メッセージ
10:30〜ガイド: 原爆死没者慰霊碑~平和の灯~平和の池~原爆の子の像~原爆ドーム
11:30~ガイド: 平和乃観音像~韓国人原爆犠牲者慰霊碑〜供養塔〜平和の鐘
13:00〜胎内被爆者からのメッセージ (二川一彦)
14:10~ガイド: バーバラ レイノルズ〜ノーマン カズンズ〜ジュノー博士各慰霊碑
15:00~紙芝居「ケイコの8月6日」(小倉代表の被爆体験を元に高校生たちが制作)
16:30~ガイド: レストハウス~動員学徒慰霊塔
17:40〜ガイド: 万代橋(南方特別留学生)
18:30〜灯篭流し

なお、最終的なプログラムは後日HIPのホームページに掲載しますので、それをご確認ください。8月5日更新。

視聴方法

・YouTubeで次のURLを開く
 https://www.youtube.com/channel/UCNrNPHYIDjln9sthpaYwnpA
 または
 https://bit.ly/hiplive
・「Hiroshima Interpreters for Peace」チャンネルが表示されていることを確認
・配信開始時間になったら目的の動画のサムネールをクリック(タップ)する

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) とは

平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)は、ボランティアの通訳者・ガイドのグループとして、英語による平和をテーマにしたボランティアガイドを行っています。主な活動は、海外からヒロシマを訪れる外国人のために平和記念公園や平和記念資料館を案内しています。また、英語で被爆体験を証言できる被爆者が海外から来る生徒・学生に被爆体験を語る活動も行なっています。代表は小倉桂子。会員数は220名。

連絡先

山田順二(HIP事務局長)
E-mail: お問い合わせフォームへ
URL: https://hipj.org/

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