今回は前半に、昨年広島平和資料館の付属の展示施設として、江波の皿山に開館したシュモーハウスを見学します。「シュモーハウス」の名前は、米国人のフロイド・シュモー氏に由来します。シュモー氏は、広島・長崎への原爆投下に心を痛め、住まいを失った広島の人々のために家を建てる活動を進めました。
「シュモーハウス」は、昭和26年(1951年)に集会所として建てられて以来、地域活動の拠点として活用されてきました。広島南道路の建設に伴い、集会所としての役割は終えましたが、昨年40メートル離れた場所から現在の場所に移転して保存され、被爆後の広島に寄せられた海外からの支援を伝える展示施設として生まれ変わりました。
案内者は今田洋子さんです。今田さんは昨年7月のHIPの例会で、「フロイド・シュモー氏とヒロシマの家」について講演されました。
「シュモーハウス」見学の後、、近くの江波山気象館を見学をします。ここは戦前から気象台でした。被爆建物でもあり、気象台が移転した後、全国でも珍しい気象関係の博物館として、1992年に開館しました。
【5月例会】
日 時 2013年5月18日(土)13:30集合 広電江波終点から50メートル先の駐輪場
テーマ1 シュモーハウス見学 (13:45-14:30)
場 所 シュモーハウス
〒730‐0834 広島市中区江波二本松一丁目2番43号
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/schmoehouse/
案内人 今田洋子さん
テーマ2 江波山気象館見学 (14:45-15:30)
場 所 江波山気象館 (シュモーハウスより徒歩10分)
〒730-0835 広島市中区江波南1丁目40−1
http://www.ebayama.jp/
入館料 100円
例会参加費 300円
締 切 例会前日