『HIPの平和公園ガイド』先行予約受付中!

「平和のためのヒロシマ通訳者グループ(略称HIP)」では、被爆60年の今年、これまでの活動を基に平和公園について気軽に学びガイドしていただくためのCD付きガイドブック&手引き書『HIPの平和公園ガイド』を7月上旬に出版する運びとなり、皆様に出版と先行予約販売のご案内を申し上げます。

本書の内容は、『平和記念公園案内テキスト(日・英)』を全面改訂した、平和公園ガイドの日英対訳による手引書となっています。収録したモニュメント説明文は原爆慰霊碑、原爆の子の像など21箇所。地図、イラスト、写真をふんだんに使い、分かりやすく親しみやすい本になりました。体裁はA5版、60ページです。また、英語の案内文はイギリス人女性による朗読を音声CDに収録しました。発音練習や語学学習にお役立てください。

本書の出版活動に関しましては、現在までに中国新聞(2005年5月12日)やNHKテレビ(2005年5月13日の“お好みワイド”及び5月26日の“お元気ですか日本列島”)で報道されました。

つきましては7月上旬の正式発売に先立ち、HIPの活動にご協力あるいは関心をお寄せいただいている皆様に先行予約販売を実施することになりました。先行予約販売の目的は、出版に伴う経費を早期に回収することです。私たちの活動はボランティアで行なっていますので資金が少なく財政的な負担を少しでも軽くしたいと考えております。なお、先行予約お申し込みの方のみ、通常の送料200円を無料サービスといたします。

私たちの活動趣旨をご理解いただいた上、同封の出版案内チラシを参照していただき、先行予約販売にご協力いただければ幸いです。なお、お申込みいただいた方には7月上旬の発売以降、当会より順次郵送させていただく予定です。

申込み方法は下記の通りです。ご検討の程をどうぞよろしくお願い致します。

《先行予約お申込み方法》
お申込みは、代金の郵便振替によるお支払によってのみ受付いたします。

・販売価格:900円 (消費税なし、先行予約のみ送料無料)
・郵便振替口座番号: 01340?3?9550 加入者名: HIP
*通信欄に『HIPの平和公園ガイド』 _冊希望とご記入ください。なお、誠に申し訳ありませんが振込み手数料をご負担願います。

・先行予約申込み有効期間: 2005年6月30日(当日振込み有効)までに振込みをお願い致します。

5月例会「NPT再検討会議報告」

■HIP 5月例会のお知らせ

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。是非ご出席くださいますようご案内いたします。

今回は、5月に米国ニューヨークで開かれたNPT再検討会議とこれにあわせて5月2日にセントラルパークで開催された反核集会等に参加された方お二人、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会運営委員の湯浅一郎さんと広島・中東ネットの塩出香織さんをお招きします。NPT再検討会議におけるNGOの動きや反核集会の様子、ニューヨークタイムズに核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)が掲載した意見広告の反響等についてざっくばらんにお話しいただきます。

HANWAのURLは次の通りです。http://e-hanwa.org/

【5月例会】
 日 時 2005年5月21日(土) 13:30?15:30
 場所: (財)原爆被害者福祉センター広島平和会館 3階会議室
      TEL 082-241-7226
      〒730-0051 広島県広島市中区大手町3丁目13?25 →地図
 テーマ NPT再検討会議・NY反核集会報告
 講 師 湯浅一郎さん(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会運営委員)
     塩出香織さん(HIP会員、広島・中東の会)
 参加費 300円
 連絡先 Email: hipstaff@hipj.org

返信には、次のフォームをコピー&ペーストし、hipstaff@hipj.org 宛に「例会出欠?○○○○」(○○○○にはお名前)というタイトルでメールをお送りいただきますようお願いいたします。【締切は例会前日】です。

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お名前: 

※該当する[ ]内に○印。
5月例会:          [ ] 出席  [ ] 欠席  [ ] 未定

メッセージ:

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中国新聞に紹介されました

平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)の平和公園案内テキストおよびCDの
制作活動が本日の中国新聞の記事に掲載されましたのでお知らせいたします。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05051205.html より全文引用

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平和公園案内、通訳者がCD ’05/5/12

 ■英語で21カ所 本も

Tn05051205a.jpg 発足二十周年を迎えた「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」(HIP、小倉桂子代表)が被爆六十年の今年夏に向け、日本語と英語で平和記念公園(広島市中区)を案内する本と英語版のCD「HIPの平和公園ガイド」を製作している。十一日も市内にメンバーが集まり、校正作業をした。

 海外からの客を案内する際に役立つよう、本は原爆ドームや被爆アオギリ、原爆の子の像など公園内や平和大通りの二十一カ所を紹介。見開き二ページのうち左は日本語、右は英語とし、対照できるようにする。米国人芸術家のリチャード・パーカーさん(63)=佐伯区=が描いた碑の挿絵もあしらう。

 一九九九年に初めて作ったA4判を大幅に改訂し、A5判、五十ページにコンパクト化する。文章を簡潔にしたり、話し言葉に替えたりするなど表現も工夫している。

 約百人のメンバーのうち十人が今年初めから準備してきた。本の内容を音声で紹介する約一時間のCDは、メンバーで英国人のスー・ペグラムさん(51)=中区=が六月初めに録音して完成させる。

 二〇〇三年四月から広島に住み、英語表現の監修に当たったペグラムさんは「広島に来て核兵器の影響を学んだ。その経験をもとに、情景を思い浮かべることができるCDにしたい」と話している。

 本とCD各千部(価格未定)を七月中にも発行し、市内の書店などで販売する。

【写真説明】校正作業に取り組むペグラムさん(左から4人目)らメンバー