【5月例会―兒玉光雄さん「放射線と闘う至近距離被爆者・命の記録」】
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。
今回は、広島市被爆体験証言者の兒玉光雄さんにお話を伺います。
■兒玉光雄さん―爆心地近く 友多く失う
私は12歳・中学一年生の時、爆心地から僅か800メートル余りの処にあった古い木造平屋校舎内で被爆しました。多くの級友達は爆風圧死、熱線焼死や急性原爆症等で苦しみながら亡くなっていきました。
当時一年在校生300名余の内、被爆から奇跡的に生還し、小康状態を得て復学できた友は19名でした。しかしその友たちも、次々と放射線障害と思われる病で倒れていき、80歳を越えることが出来た者は僅かに2名。その生かされた者も、「重複癌」と闘う不安な毎日を送っています。
(著書「被爆者-ヒロシマからのメッセージ」 より)
*兒玉さんについては以下のサイトもご覧になれます:
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=31393&query=%E5%85%90%E7%8E%89%E5%85%89%E9%9B%84
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