2010年3月20日(土)、被爆者の安原義治さん(74歳)にご自身の被爆体験を伺います。NHKの特設サイト「NO MORE HIBAKUSHA」の中に安原さんを取材した映像が掲載されています。その紹介文を引用します。
No.11 「焼け死んだ母と子の姿」
「爆心地から北へ1キロ。安原さんは、当時の自宅近くで、子どもを守り倒れ込む母の姿を目撃し、自分の母親と妹ではないかと感じた。しかしいったんその場を離れ、1時間後に戻ってくると遺体はすでに無くなっていた…」
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2010年3月20日(土)、被爆者の安原義治さん(74歳)にご自身の被爆体験を伺います。NHKの特設サイト「NO MORE HIBAKUSHA」の中に安原さんを取材した映像が掲載されています。その紹介文を引用します。
No.11 「焼け死んだ母と子の姿」
「爆心地から北へ1キロ。安原さんは、当時の自宅近くで、子どもを守り倒れ込む母の姿を目撃し、自分の母親と妹ではないかと感じた。しかしいったんその場を離れ、1時間後に戻ってくると遺体はすでに無くなっていた…」
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2010年2月20日(土)、広島市立大学に研究生として在籍中のリロン・ラピッドさん、同じく広島市立大学に研究員として在籍中のラン・ツヴァイゲンバーグさんというお二人のイスラエル人の方に「被爆者、ホロコースト、現代の戦争」のテーマでお話しを伺います。
リロン・ラピッドさんの研究テーマは「心理学から見る原爆体験」です。HIP小倉代表の被爆体験を2回聞いて大変感銘を受けたとおっしゃっています。
ラン・ツヴァイゲンバーグさんは、ニューヨーク市立大学歴史学部大学院の博士後期課程に在学中で、現在日本国際基金のフェローとして広島市立大学の研究員をされています。ユダヤ人のホロコ-ストと、原爆被害との比較研究をしていらっしゃいます。ご親戚の中にはホロコーストでナチスのユダヤ人収容所のガス室からやっと逃れたという方がいらっしゃるそうです。
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2010年1月16日(土)、映画「ヒロシマ・ナガサキ」 (White Light / Black Rain、2007年) を制作した日系アメリカ人スティーブン・オカザキ監督による短編ドキュメンタリー映画「マッシュルーム・クラブ」(2005年、34分)を上映します。原爆小頭症患者とその親の会「きのこ会」の歴史と現在を追ったものです。
なお、このビデオは25周年記念パーティーにもご出席いただきましたANT-Hiroshimaの渡部朋子代表より寄贈いただいたものです。
後半は、今年1年間の活動計画を全員で話し合います。
どのような方のお話しが聞きたいか、どこに見学に行きたいか、どんな資料を作りたいか、色んなアイディアと希望を持ちよってください。
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2009年12月19日(土)午後6時半より、広島市中区のクスコカフェにて、HIP創立25周年記念パーティーを開催いたしました。ゲストの皆様43人、HIP会員30人、計73人の参加で大変賑やかな会となりました。
ゲストの顔ぶれも多彩でした。広島原爆被爆者援護事業団理事長の鎌田七男さん、元広島平和記念資料館館長の畑口實さん、元広島修道大学教授の岡本三夫さん、広島県被爆者団体協議会理事長の坪井直さん、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表の森瀧春子さん、ANT-HIROSHIMA代表理事の渡部朋子さん、アムネスティ広島の野間伸次さん、被爆者の浅野温生さん、細川浩史さん、岡田恵美子さんなど、ここには書ききれない多くの皆様にお集まりいただきました。本当にありがとうございました。
25年間、広島の平和を愛する皆様に可愛がられてきたことに感謝し、今後もよりよい活動をしたいと決意を新たにしました。
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2009年12月19日(土)午後3時から、広島平和記念公園にて、HIP主催の平和公園フィールドワークを開催しました。一般参加者は24人、HIP会員は17人、計41人の参加がありました。最初に、広島国際会議場3階の研修室で30分間の室内講義があり、その後5つの小グループに分かれ代表的な慰霊碑を回り、『HIPの平和公園ガイド』をテキストにHIP会員が参加者の皆さんに慰霊碑ガイドのポイントを説明しました。
大変寒い日に熱心に参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました。
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ひろしまを英語でガイド・フォローアップ
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) では、国際交流・協力の日プログラム「ひろしまを英語でガイド」のフォローアップとして、2009年12月19日、「英語による平和公園フィールドワーク」を開催いたします。「ひろしまを英語でガイド」出席者以外の方も参加できます。
英語による平和公園フィールドワークでは、まず広島国際会議場の研修室で私たちが作成したテキスト『HIPの平和公園ガイド』を使用し、HIPでボランティアガイドをしている会員が全般的な解説をし、発音練習を行います。後半は、5~10人の小グループに分かれ、HIP会員がガイドとなり、平和公園で主な慰霊碑のポイント解説と案内練習を行います。午後5時頃原爆ドーム前で解散の予定です。
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平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の活動が、2009年12月2日、朝日新聞広島版で紹介されました。記事は「『平和』を通訳25年」と題されています。以下、朝日新聞からの転載です。
「被爆地・広島を訪れる外国人たちを英語で案内してきた市民団体「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」(HIP)が今月、創立25周年を迎えた。冷戦期の1984年暮れ、被爆地の思いを正確に伝えようと、市民約20人が結集したのがはじまり。手作りの事典やガイドブック刊行を重ね、近年は市民ガイド養成にまで活動の幅を広げている」
詳しくは「続き」をご覧ください。
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は2009年11月15日(日)に開催される「国際交流・協力の日」のプログラムとして講座「ひろしまを英語でガイド」を実施します。初心者向けの広島ガイド講習です。広島を訪れる外国人を案内したい皆さんのために、主要観光スポットを案内する時に役立つ英会話の実演と練習をします。ネイティブスピーカーによる英会話実演と小グループに分かれての会話練習があります。
今年は10回目の国際交流・協力の日。これまでのプログラムで積み上げてきたノウハウを集め、広島の代表的な観光スポットである縮景園、広島城、宮島、そして原爆慰霊碑での英会話を学びます。無料テキスト付きです。お気軽にご参加下さい。
◆日 時 平成21年(2009年)11月15日(日)
◆場 所 広島国際会議場地下2階 コスモス
◆参加費 無料 (要予約、定員80名)
◆申し込み方法
電話またはファクスで、名前、住所、電話番号を下記まで。
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2009年9月19日、ゲスト講師に中国新聞元記者で、被爆者の浅野温生さんをお招きし、HIPの例会を開催しました。出席者数は26人で、うち会員19人、見学者7人でした。
浅野さんは原爆投下当時、広島第二中学校(二中)の2年生で、当日は学校を欠席していて直接被爆を免れたそうです。市内を歩き回って目にされた惨状を詳しく、リアルに語っていただきました。戦後は、中国新聞に入社され、原爆記者として数々の連載を執筆され、新聞協会賞を受賞したシリーズがいくつもあるということです。
また、この日は初めて参加された方が6人いらっしゃり、そのうち3人の方は昨年11月の国際交流・協力の日でHIPが担当したプログラム「ひろしまを英語でガイド」を受講してHIPを知ったそうです。1年近くもの間気にかけていてくださったことに驚くと同時にありがたく思いました。
2009年9月19日、広島二中の在校中に入市被爆し、戦後中国新聞記者として原爆報道に携わられた浅野温生さんのお話を伺います。浅野さんのプロフィールを紹介します。
1931年生まれ。1944年春、県立広島二中に入学。2年生だった20年8月6日、クラスメートは、爆心地か1.8kmの東練兵場(現・新幹線広島駅北口)で作業中に被爆。本人は、欠席していて直接被爆を免れる。
1954年、中国新聞社に入社。編集局社会部記者として、主に警察・司法関係の取材を担当。戦後の冤罪事件として有名な「八海事件」、1965年度菊池寛賞を受賞した「暴力追放キャンペーン」の取材などを担当。「原爆・平和報道」の関係では、1962年8月、特別取材班のチーフとして「ヒロシマの証言」の連載企画、1965年度新聞協会賞を受賞した「ヒロシマ二十年」では、6人の特別取材チームのひとりとして、三部作のうちヒバクシャのナマの声をまとめた“世界にこの声を”の連載記事を担当した。現在、中国新聞社顧問。