4月例会 20周年記念事業企画

■HIP 4月例会のお知らせ

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) 例会を下記の予定で開催いたします。
是非ご出席くださいますようご案内いたします。

今年、平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)は創立20周年を迎えます。ぜひ20周年記念事業をしたいと考えており、今回の例会は事業についてのアイディア出しと方向付けを話し合いたいと考えています。現在のところ、次のようなアイディアが出ています。

 ・広島平和記念公園案内テキストの正規印刷およびCD-ROM教材出版
 ・広島平和記念資料館案内テキストの制作

皆様もいろいろなアイディアを持ち寄っていただきたくお願いいたします。

【4月例会】
 日 時 2004年4月17日(土) 13:30?15:30
 場 所 国際会議場 3階 研修室
 テーマ HIP20周年について
 参加費 300円
 連絡先 Email: hipstaff@egroups.co.jp
     TEL: 082-222-6103 (小倉), 090-7501-4694 (山田)

3月例会 姜文煕さん講演会

■HIP 3月例会のお知らせ

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) 例会を下記の予定で開催いたします。
是非ご出席くださいますようご案内いたします。

今回は、在日韓国人被爆者の姜文煕さんの被爆体験を聞かせていただくことになりました。朝鮮半島の植民地支配、大東亜共栄圏、創氏改名など、戦争中の言葉が沢山でてきますし、韓国人の方のお話をお聞きする機会は少ないので、通訳する上でも大いに勉強になると思います。勉強会用に、特別に解説を含めての体験談をしていただく予定です。

なお、参考書として『ヒロシマを聴く』(三重県人権問題研究所発行、700円)に、池田さん、原さんとともに姜文煕さんの手記があります。語句の解説も付いています。平和記念資料館の売店で販売されていますので、ぜひ購入して事前学習をしておいていただければ幸いです。

【3月例会】
 日 時 2004年3月13日(土) 13:30?15:30
 場 所 国際会議場 3階 第3研修室
 テーマ 姜文煕さん講演会
 参加費 300円
 連絡先 Email: hipstaff@egroups.co.jp
     TEL: 082-222-6103 (小倉), 070-5522-5375 (山田)

2月例会 田城明さん講演会

■HIP 2月例会のお知らせ

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) 例会を下記の予定で開催いたします。
是非ご出席くださいますようご案内いたします。

今回は、中国新聞編集委員でいらっしゃる田城明さんに「問われるヒロシマ–21世紀の指針に向けて」と題して劣化ウラン弾のことや、核超大国の放射能汚染実態など様々なテーマは簡単に触れながら、「ヒロシマの持つ意味」を中心に話し頂きます。

田城さんの著書は数多くありますが、『知られざるヒバクシャ劣化ウラン弾の実態』(大学教育出版・2003年刊)や『現地ルポ 核超大国を> 歩く』(岩波書店・2003年刊)などを読んでいただくと、皆様にとってより興味深い講演になることと思います。どちらも主要な書店で手に入れることができます。

ま た、現在取り組んでいらっしゃる被爆60周年プロジェクト「広島世界平和ミッション」(広島国際文化財団主催)ではホームページを立ち上げているので、是非ご覧下さい。アドレスは以下の通りです。
http://www.chugoku-np.co.jp/hwpm/

【2月例会】
 日 時 2004年2月21日(土) 13:30?15:30
 場 所 国際会議場 3階 研修室
 テーマ 田城明さん講演会
 参加費 300円
 連絡先 Email: hipstaff@egroups.co.jp
     TEL: 082-222-6103 (小倉), 070-5522-5375 (山田)

1月例会 小倉桂子さん渡米報告

■HIP 1月例会のお知らせ

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) 例会を下記の予定で開催いたします。ぜひご出席くださいますようご案内いたします。

今回は、昨年12月にエノラ・ゲイの一般公開に併せて訪米した坪井直さん、角田拓さんとともに、通訳としてまた被爆者として同行した小倉桂子さんにビデオや資料を使った訪米報告をして頂きます。
新聞、テレビ等でご覧になった方も多いと思いますが、メディアでは知りえないこともたくさんお話しいただく予定です。

会場の都合上、広く一般の方にお知らせすることはできませんが、
HIPの輪メーリングリストのメンバーはもちろん、
HIP会員のご友人で関心のある方がいらっしゃったら、お誘い頂いても結構です。
(下のフォームにその方のお名前も書いて下さい。)

なお当日はテレビの取材が入るかもしれません。ご了承ください。

【1月例会】
 日 時 2004年1月17日(土) 13:30?15:30
 場 所 国際会議場 3階 研修室
 テーマ 小倉桂子さん訪米報告
 参加費 300円
 連絡先 Email: hipstaff@egroups.co.jp
     TEL: 082-222-6103 (小倉), 090-7772-8509 (森田)

国際交流・協力の日講座「ひろしまを英語でガイド」

「国際交流・協力の日」事業

講座 ひろしまを英語でガイド &
フィールドワーク 英語による平和記念公園案内

ボランティアの通訳・ガイドグループ「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」は「国際交流・協力の日」のプログラムとして講座「ひろしまを英語でガイド」とフィールドワーク「英語による平和記念公園案内」を実施します。初心者向けの広島ガイド講習です。お気軽にご参加ください。

開催日 2003年11月16日(日)

プログラム ? 講座「ひろしまを英語でガイド」(10:30?12:00 場所:広島国際会議場地下二階 ダリヤ) 広島を訪れる外国人を案内したい皆さんのために、主要観光スポットを案内する時に役立つ英会話の実演と練習をします。

プログラム ? フィールドワーク「英語による平和記念公園案内」(15:20?17:00 場所:平和記念公園内一帯 ※広島国際会議場1階ロビーに集合してください) 10人程度の小グループで平和記念公園内の慰霊碑を巡り、HIPのメンバーが日本語と英語で解説をします。

対象     興味のある方ならどなたでも大歓迎です。
参加費    無料
申し込み  電話またはファクスで、名前、住所、電話番号を下記まで
主催     広島市、(財)広島平和文化センター、国際協力事業団中国国際センター、(財)ひろしま国際センター
主管     「国際交流・協力の日」実行委員会
企画     「ひろしまを英語でガイド」「英語による平和記念公園案内」運営委員会平和のためのヒロシマ通訳者グループ
ホームページ https://hipj.org/

ヒロシマ・ピース・ナイト 2003

ヒロシマ・ピース・ナイト 2003ヒロシマ・ピース・ナイト 2003は、8月5日、原爆記念日の前夜、原爆犠牲者を偲び、国内外各地の人々と交流する場です。平和公園内を平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)のメンバーが英語と日本語でご案内する碑めぐりを行います。

HIPの目的にご賛同いただける方ならどなたでも参加できます。詳細は下記をご覧下さい。ご質問、お問い合わせはこちらまで。

・日時 2003年8月5日(火)  18:00?19:00
・場所 平和記念資料館 西館出口
・内容 英語による平和公園内・周辺の碑めぐりガイドツア?
・参加費 無料

※小中学生以下は保護者同伴でお願いします。

関連資料・リンク集

平和問題資料
広島平和記念資料館 https://hpmmuseum.jp/
長崎原爆資料館 https://nagasakipeace.jp/
ピースデポ平和資料協同組合 http://www.peacedepot.org/

被爆証言
原子爆弾による被爆の話 https://terao-memoir.jp/
ヒロシマの心を伝える会 https://www.hiroshima-spirit.jp/ja

芸術関係
原爆の図丸木美術館 https://marukigallery.jp/

民間・ボランティア組織
原水爆禁止日本国民会議 http://gensuikin.peace-forum.com/
原水爆禁止日本協議会 http://www.antiatom.org/
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協) http://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/
The International Campaign to Abolish Nuclear Weapons (ICAN) https://www.icanw.org/
放射線被曝者医療国際協力推進協議会 http://www.hicare.jp/
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) https://hipj.org/

大学・研究施設・学会
広島市立大学広島平和研究所 https://www.peace.hiroshima-cu.ac.jp/
広島大学平和センター https://heiwa.hiroshima-u.ac.jp/
長崎大学核兵器廃絶研究センター https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/
放射線影響研究所 https://www.rerf.or.jp/
日本平和学会 https://www.psaj.org/

マスメディア
中国新聞社 https://www.chugoku-np.co.jp/
中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?lang=ja

地方自治体
広島市 https://www.city.hiroshima.lg.jp/
広島県 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/
長崎市 https://www.city.nagasaki.lg.jp/

2000年度の活動報告

2000年度に行った例会のテーマ
 HIPでは毎月1回例会を開催し、原爆・平和問題の学習をしています。
2000年度に行った例会のテーマは次の通りです。

 ・4月「資料館案内と説明」畑口実さん(平和記念資料館館長)
 ・5月「米軍占領下のプレスコード」伊藤真理子さん(詩人)
 ・6月「平和記念資料館案内案内資料」の検討
 ・7月「平和記念資料館案内資料」の検討
 ・8月「ヒロシマデー・ミレニアム・ナイト」(8月6日)
 ・9月「佐々木禎子さんに関するビデオ鑑賞」
 ・10月「国際交流・協力の日のイベントの資料づくり」
 ・11月「インド・パキスタンにヒロシマを伝える」スティーブン・リーパーさん
  (グローバル・ピースメーカーズ・アソシエーション代表)
 ・12月「国際交流・協力の日」のHIP担当講習会「ひろしまを英語で ガイド」の資料原案検討&クリスマス会
(2001年)
 ・1月「国際交流・協力の日イベント」
 ・2月「宮本慶子さんの渡米報告会」&「国際交流・協力の日についての評価」
 ・3月「2001年度のHIPの活動内容、例会のプログラムや曜日・時間帯等について」

通訳勉強会
 平和関連の通訳を練習するため、HIPのメンバーで定期的に勉強会を開催しました。
教材は、”I Know War — Allen Nelson Cries Out for Peace” アレン・ネルソンの「戦争論」(英日対訳、500円)を使用しました。
海兵隊員としてベトナム戦争を経験したネルソン氏が「平和」を訴えかける講演を英語で聞き、日本語で通訳。
この勉強会を通して、実際に戦争を体験した人の人生、体験、主張を聞くことによって、戦争と平和について考えるよい機会となりました。

HIP Night(親睦会)
会員同士の親睦を図るため、HIP Night(懇親会)を開催しています。
 2000年9月に開いた HIP Night からの一こま。会場は中区三川町の欧風IZAKA屋「ラベニュー」。異国情緒たっぷりの空間で無国籍料理を楽しみながら、8月の様々な活動について、見たこと・感じたことを話し合いました。

 2000年12月のクリスマス会。会場は、中区富士見町のビストロ「ステラ」。2001年のHIPの活動について話し合いました。

1999年度の活動報告

例会、学習会など
HIPでは毎月1回例会を開催し、原爆・平和問題の学習をしています。1999年に行った例会のテーマは次の通りです。

1999年7月の碑めぐり ・3月 「広島の戦前・戦後史」 大牟田稔さん(平和文化センター理事長)
・4月 「被爆体験を聞く」 久保浦寛人さん(原爆被害者証言のつどい)
・5月 「現代の平和問題」 湯浅一郎さん(ピースリンク広島・呉・岩国)
・6月 「平和公園の英語による案内資料」の学習・検討
・7月 平和公園慰霊碑めぐりフィールドワーク。1週間後に一般公開の慰霊碑めぐり研修会を開催。
・9月 懇親会
・10月 「日本軍兵士としての戦争体験パート2」 三宅常彦さん(HIP会員、不戦兵士の会中国支部会員)
・11月 『平和記念公園案内テキスト』の正式印刷について
・12月 「来年のHIPの活動について」および懇親会

2000年に入ってからは、『平和記念公園案内テキスト』の続編として、平和記念資料館の案内テキストを作成するための勉強会と話し合いを行っています。今後の予定として、4月に、畑口平和記念資料館長による資料館案内、5月に戦後占領下のプレスコードに関する学習会等を計画しています。

通訳・ガイド活動
シルビアさんのインタビューを通訳
HIPは通訳・ガイドのボランティア活動をしています。最近は次のような活動をしました。

・1999年12月16?19日 アメリカ人ジャーナリスト ハンプトン・サイズ (Hampton Sides) さんの通訳、アテンド
・2000年3月3日 元米海兵隊兵士アレン・ネルソンさん講演会の通訳
・同年3月22?28日 メキシコ人ジャーナリスト シルビア・ゴンザレス (Sylvia Gonzalez) さんの取材コーディネート、通訳、アテンド

オーガスタナ大学 米国イリノイ州ロックアイランド市にあるオーガスタナ大学では、3年に1回、授業の一環として単位認定を受けることができる海外研修旅行を行っています。引率の教職員を含め、80人の団体です。毎回、広島で平和学習を行い、HIPがそのお手伝いをしています。
前回、1998年9月の来広時のプログラムは、広島駅で出迎え→原爆資料館見学→昼食→被爆証言講話→平和公園碑めぐり(7グループに分割)→広島駅へ見送り、というものでした。

親睦活動
会員同士の親睦を図るため、HIP Night と称する懇親会を開催しています。

・1998年9月に開いた HIP Night からの一こま。会場は、広島市中区国泰寺町の「バスク」。おいしい地中海料理とワインで楽しく過ごしました。この日は15人ほどの参加がありました。

平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)とは

 平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は、ボランティアの通訳・ガイドのグループです。
 設立目的は、核兵器廃絶と世界平和の推進のため、ヒロシマ・ナガサキの被爆体験と平和への願いを広く世界に伝えることです。私たちにとって、外国語は世界平和に貢献するための手段と位置づけています。
 現在の会員数は80人ほどです。年齢層は20代から80代まで幅広く、外国語の能力はプロレベルの通訳ができる人から英会話の勉強を始めたばかりの人まで様々です。
 代表は小倉桂子です。

設立の経緯
 1984年、被爆40周年を前にしたヒロシマは世界中の注目を集めていました。当時は、米国とソ連(現ロシア共和国)の核軍拡競争が激しく繰り広げられていました。核戦争の危険が身近なものとして感じられ、世界中で反核運動が展開されていました。広島を訪れる外国人も急増しました。
 現在代表を務める小倉桂子は、海外から広島に来るジャーナリストや平和活動家などのために通訳やガイドを手配する仕事を個人で行っていました。しかし、個人でのコーディネートには限界があり、組織的な対応の必要性がありました。そこで、同年11月から始まった「ヒロシマ案内人講座」の第1回で講師として招かれた小倉は、講演後に通訳・ガイドボランティアグループ結成を呼びかけました。それに賛同した人々およそ20人で12月に平和のためのヒロシマ通訳者グループを結成しました。英語名は、Hiroshima Interpreters for Peace、略称は HIP (ひっぷ)としました。

現在までの活動
 HIPがその後行ってきた主な活動をまとめてみました。

 ・通訳ガイド活動
 ・被爆証言の通訳
 ・平和集会での海外ゲスト講演の通訳
 ・平和記念資料館、平和記念公園、原爆遺跡のガイド
 ・ジャーナリスト取材活動のコーディネート、通訳、アテンド
 ・国際討論集会の開催。広島在住外国人と共に企画した平和集会
 ・国際市民ラウンドテーブルの開催。原水禁海外代表を囲む交流集会

出版活動
 ・『ヒロシマ事典』 (Hiroshima Handbook)、 1985年7月
 ・『HIROSHIMA えいごあんない』、1986年7月
 ・『ヒロシマ事典』 改訂版 (Hiroshima Handbook, 2nd Edition)、 1995年7月
 ・『平和記念公園案内テキスト』 (A Guide to Hiroshima Peace Memorial Park)、1999年7月

連絡先
 ・電子メール hipstaff@hipj.org
 ・代表 小倉桂子  事務局長 山田順二