11月14日 ひろしまを英語でガイド(要予約)

ひろしまを英語でガイド・チラシ (PDF 236KB)

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は2010年11月14日(日)に開催される「国際交流・協力の日」のプログラムとして講座「ひろしまを英語でガイド」を実施します。初心者向けの広島ガイド講習です。広島を訪れる外国人を案内したい皆さんのために、主要観光スポットを案内する時に役立つ英会話の実演と練習をします。ネイティブスピーカーによる英会話実演と小グループに分かれての会話練習があります。

今年、英会話練習で取り上げる場面は、えびす講、広島カープ、路面電車、そして原爆ドームなど、お馴染みのことがらです。英日対訳の無料テキストが付いています。

お気軽にご参加下さい。

◆日 時 平成22年(2010年)11月14日(日)
◆場 所 広島国際会議場地下2階 コスモス
◆参加費 無料 (要予約、定員80名)

◆申し込み方法
電話またはファクスで、名前、住所、電話番号を下記まで。
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9月18日例会 旧日銀広島支店・袋町小学校平和資料館見学

今回前半の時間帯に見学を予定している旧日銀広島支店は、現存する被爆建物の一つであり、広島市指定重要文化財・遺構として一般に公開されています。 また、芸術文化活動拠点としても利用されており、 施設は日銀が所有し、広島市が運営管理しています。

日本銀行広島支店は、爆心地から380mのところに位置しています。被爆時1階と2階は日本銀行が9時開始だったため鎧戸を閉じており、内部の大破を免れました。 3階の国税局は8時始まりだったため、鎧戸を開けていて大破全焼しました。

見学の場所としては、地階の金庫室、2階の食堂、支店長室、支店長応接室などです。 特に案内人はいませんが、各部屋には被爆前後の写真や説明版がありますので各自自由に見学していただきます。 支店長室の隣の部屋では、ビデオの鑑賞(20分)もできます。

旧日銀広島支店

例会の後半は、袋町小学校平和資料館を見学します。

爆心地から460mの位置にある袋町小学校は、原爆で大きな被害を受けました。当時多くの児童は疎開により被災を免れましたが、残っていた児童のほとんどが一瞬にして命を失いました。 木造校舎は全て倒壊し、唯一鉄筋コンクリートだった西校舎内だけが外部のみ原型を留めました。 被爆直後から被害者の救護所として利用された西校舎内の壁面には、被害者の消息を知らせる「伝言」が数多く記され、現在も残っています。松永 仁さん(袋町小学校平和資料館運営協力員)に同資料館の細説と案内をしていただきます。

袋町小学校平和資料館

※会場がいつもの国際会議場ではなく、集合場所が旧日本銀行広島支店1階になっています。 ご注意ください。
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Special A-bomb Testimony on Aug. 6

Special A-bomb Testimony

We are having events named Special A-bomb Testimony on August 6th, 2010. Four atomic bomb survivors are telling you their experience directly in ENGLISH!

Special A-bomb Testimony 2010 (PDF)

DATE

August 6th, 2010. 10:00a.m.-12:00a.m.

PLACE

Meeting Room No.1 in the basement of the Hiroshima Peace Memorial Museum

CHARGE

Free of charge

PROGRAM

The following four survivors who belong to HIP will speak out their atomic bomb experiences in English.
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8月6日 英語による被爆体験講話会

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)では、2010年8月6日、英語による被爆体験講話会を開催します。HIP会員の4人の被爆者が自らの被爆体験を(通訳なしで)英語で語ります。主催は平和文化センターで、プログラム運営担当がHIPとなります。参加費は無料です。外国人の方の聴講を心からお待ちしております。ぜひ広くご案内ください。
こちらにチラシがあります→Special A-bomb Testimony 2010

なお、証言は正午までですが、終了後、被爆者と直接話したい外国人の方のために自由参加の参加者交流会を行います。

▽英語による被爆体験講話会
日 時:2010年8月6日(金)10:00~12:00
会 場:広島平和記念資料館 地下1階 会議室1
参加費:無料

10:00-12:00 被爆証言 荒谷勲さん、広澤澄子さん、平井昭三さん、小倉桂子さん
12:00-13:00 参加者交流会(自由参加)

6月19日例会 田邊雅章さんの日本未公開映像作品と証言「ヒロシマからの伝言」

2010年6月19日(土)、平和公園復元映画製作委員会代表で、株式会社ナック映像センター代表取締役の田邊雅章さんが製作された最新の日本未公開映像作品「ヒロシマからの伝言~原爆により失ったもの」(33分)を鑑賞し、失われた町の復元に込める思いやこれまでの活動、ご自身の被爆体験などについてご本人にお話を伺います。

「ヒロシマからの伝言」はCGによる爆心地復元映像作品の4作目に当たります。NPT再検討会議に合わせて国連で上映された “Unrecognized Loss: A Message From Hiroshima” の日本語版で、8月完成予定の作品です。今回は特別にHIPの例会のために上映していただけることになりました。

本作品は、現在の平和公園を復元するという、最も難しく規模の大きなプロジェクトです。当時を知る関係者57人からの聞き取りを行い、アメリカ国立公文書館の記録によって裏付けるなど、徹底して一次資料にこだわった作品となっています。

貴重な機会をお見逃しないよう、日程調整をいただければと思います。
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荒谷さんがNHK国際放送局の番組に出演

HIPスタッフの一人で、被爆者の荒谷勲さんが、4月25日(日)、NHK国際放送局の取材を受けました。その時の映像が「Japan’s Role at NPT」という番組の一部として放送され、NHKのホームページに掲載されました。

http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature45.html

掲載期間はおよそ1週間とのことですので、ご覧になりたい方はお早めにどうぞ。

5月15日例会 岡本三夫さん講演「NPT再検討会議と核兵器廃絶の動き」

2010年5月15日(土)、岡本三夫広島修道大学名誉教授に、現在ニューヨークで開催されている核不拡散条約(NPT)再検討会議の議論のまとめと、今後の核兵器廃絶の動きについて、お話を伺います。

岡本三夫さんは、平和学がご専門で、日本平和学会の会長を務められたことがあります。平和運動にも深く関わっておられ、核兵器廃絶を求めるヒロシマの会(HANWA)共同代表、第九条の会ヒロシマ代表、岡本非暴力平和研究所所長でいらっしゃいます。
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4月17日例会 柳川良子さんの被爆体験

2010年4月17日(土)、被爆者の柳川良子(やながわよしこ)さんにご自身の被爆体験を伺います。

柳川さんは1929年、広島県生まれ。1945年8月6日、広島市千田町で被爆。被爆後原爆による後遺症のため入退院を繰りかえされました。柳川さんの夫と兄弟も被爆者です。かつて「ヒロシマを語る会」のメンバーでした。なお、柳川さんはHIPスタッフの八木さんのご親戚に当たります。
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3月20日例会 安原義治さんの被爆体験

2010年3月20日(土)、被爆者の安原義治さん(74歳)にご自身の被爆体験を伺います。NHKの特設サイト「NO MORE HIBAKUSHA」の中に安原さんを取材した映像が掲載されています。その紹介文を引用します。

No.11 「焼け死んだ母と子の姿」
「爆心地から北へ1キロ。安原さんは、当時の自宅近くで、子どもを守り倒れ込む母の姿を目撃し、自分の母親と妹ではないかと感じた。しかしいったんその場を離れ、1時間後に戻ってくると遺体はすでに無くなっていた…」
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2月20日例会 被爆者、ホロコースト、現代の戦争~イスラエル人の視点から

2010年2月20日(土)、広島市立大学に研究生として在籍中のリロン・ラピッドさん、同じく広島市立大学に研究員として在籍中のラン・ツヴァイゲンバーグさんというお二人のイスラエル人の方に「被爆者、ホロコースト、現代の戦争」のテーマでお話しを伺います。

リロン・ラピッドさんの研究テーマは「心理学から見る原爆体験」です。HIP小倉代表の被爆体験を2回聞いて大変感銘を受けたとおっしゃっています。

ラン・ツヴァイゲンバーグさんは、ニューヨーク市立大学歴史学部大学院の博士後期課程に在学中で、現在日本国際基金のフェローとして広島市立大学の研究員をされています。ユダヤ人のホロコ-ストと、原爆被害との比較研究をしていらっしゃいます。ご親戚の中にはホロコーストでナチスのユダヤ人収容所のガス室からやっと逃れたという方がいらっしゃるそうです。
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