関連資料・リンク集

平和問題資料
広島平和記念資料館 https://hpmmuseum.jp/
長崎原爆資料館 https://nagasakipeace.jp/
ピースデポ平和資料協同組合 http://www.peacedepot.org/

被爆証言
原子爆弾による被爆の話 https://terao-memoir.jp/
ヒロシマの心を伝える会 https://www.hiroshima-spirit.jp/ja

芸術関係
原爆の図丸木美術館 https://marukigallery.jp/

民間・ボランティア組織
原水爆禁止日本国民会議 http://gensuikin.peace-forum.com/
原水爆禁止日本協議会 http://www.antiatom.org/
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協) http://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/
The International Campaign to Abolish Nuclear Weapons (ICAN) https://www.icanw.org/
放射線被曝者医療国際協力推進協議会 http://www.hicare.jp/
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) https://hipj.org/

大学・研究施設・学会
広島市立大学広島平和研究所 https://www.peace.hiroshima-cu.ac.jp/
広島大学平和センター https://heiwa.hiroshima-u.ac.jp/
長崎大学核兵器廃絶研究センター https://www.recna.nagasaki-u.ac.jp/recna/
放射線影響研究所 https://www.rerf.or.jp/
日本平和学会 https://www.psaj.org/

マスメディア
中国新聞社 https://www.chugoku-np.co.jp/
中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?lang=ja

地方自治体
広島市 https://www.city.hiroshima.lg.jp/
広島県 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/
長崎市 https://www.city.nagasaki.lg.jp/

2000年度の活動報告

2000年度に行った例会のテーマ
 HIPでは毎月1回例会を開催し、原爆・平和問題の学習をしています。
2000年度に行った例会のテーマは次の通りです。

 ・4月「資料館案内と説明」畑口実さん(平和記念資料館館長)
 ・5月「米軍占領下のプレスコード」伊藤真理子さん(詩人)
 ・6月「平和記念資料館案内案内資料」の検討
 ・7月「平和記念資料館案内資料」の検討
 ・8月「ヒロシマデー・ミレニアム・ナイト」(8月6日)
 ・9月「佐々木禎子さんに関するビデオ鑑賞」
 ・10月「国際交流・協力の日のイベントの資料づくり」
 ・11月「インド・パキスタンにヒロシマを伝える」スティーブン・リーパーさん
  (グローバル・ピースメーカーズ・アソシエーション代表)
 ・12月「国際交流・協力の日」のHIP担当講習会「ひろしまを英語で ガイド」の資料原案検討&クリスマス会
(2001年)
 ・1月「国際交流・協力の日イベント」
 ・2月「宮本慶子さんの渡米報告会」&「国際交流・協力の日についての評価」
 ・3月「2001年度のHIPの活動内容、例会のプログラムや曜日・時間帯等について」

通訳勉強会
 平和関連の通訳を練習するため、HIPのメンバーで定期的に勉強会を開催しました。
教材は、”I Know War — Allen Nelson Cries Out for Peace” アレン・ネルソンの「戦争論」(英日対訳、500円)を使用しました。
海兵隊員としてベトナム戦争を経験したネルソン氏が「平和」を訴えかける講演を英語で聞き、日本語で通訳。
この勉強会を通して、実際に戦争を体験した人の人生、体験、主張を聞くことによって、戦争と平和について考えるよい機会となりました。

HIP Night(親睦会)
会員同士の親睦を図るため、HIP Night(懇親会)を開催しています。
 2000年9月に開いた HIP Night からの一こま。会場は中区三川町の欧風IZAKA屋「ラベニュー」。異国情緒たっぷりの空間で無国籍料理を楽しみながら、8月の様々な活動について、見たこと・感じたことを話し合いました。

 2000年12月のクリスマス会。会場は、中区富士見町のビストロ「ステラ」。2001年のHIPの活動について話し合いました。

1999年度の活動報告

例会、学習会など
HIPでは毎月1回例会を開催し、原爆・平和問題の学習をしています。1999年に行った例会のテーマは次の通りです。

1999年7月の碑めぐり ・3月 「広島の戦前・戦後史」 大牟田稔さん(平和文化センター理事長)
・4月 「被爆体験を聞く」 久保浦寛人さん(原爆被害者証言のつどい)
・5月 「現代の平和問題」 湯浅一郎さん(ピースリンク広島・呉・岩国)
・6月 「平和公園の英語による案内資料」の学習・検討
・7月 平和公園慰霊碑めぐりフィールドワーク。1週間後に一般公開の慰霊碑めぐり研修会を開催。
・9月 懇親会
・10月 「日本軍兵士としての戦争体験パート2」 三宅常彦さん(HIP会員、不戦兵士の会中国支部会員)
・11月 『平和記念公園案内テキスト』の正式印刷について
・12月 「来年のHIPの活動について」および懇親会

2000年に入ってからは、『平和記念公園案内テキスト』の続編として、平和記念資料館の案内テキストを作成するための勉強会と話し合いを行っています。今後の予定として、4月に、畑口平和記念資料館長による資料館案内、5月に戦後占領下のプレスコードに関する学習会等を計画しています。

通訳・ガイド活動
シルビアさんのインタビューを通訳
HIPは通訳・ガイドのボランティア活動をしています。最近は次のような活動をしました。

・1999年12月16?19日 アメリカ人ジャーナリスト ハンプトン・サイズ (Hampton Sides) さんの通訳、アテンド
・2000年3月3日 元米海兵隊兵士アレン・ネルソンさん講演会の通訳
・同年3月22?28日 メキシコ人ジャーナリスト シルビア・ゴンザレス (Sylvia Gonzalez) さんの取材コーディネート、通訳、アテンド

オーガスタナ大学 米国イリノイ州ロックアイランド市にあるオーガスタナ大学では、3年に1回、授業の一環として単位認定を受けることができる海外研修旅行を行っています。引率の教職員を含め、80人の団体です。毎回、広島で平和学習を行い、HIPがそのお手伝いをしています。
前回、1998年9月の来広時のプログラムは、広島駅で出迎え→原爆資料館見学→昼食→被爆証言講話→平和公園碑めぐり(7グループに分割)→広島駅へ見送り、というものでした。

親睦活動
会員同士の親睦を図るため、HIP Night と称する懇親会を開催しています。

・1998年9月に開いた HIP Night からの一こま。会場は、広島市中区国泰寺町の「バスク」。おいしい地中海料理とワインで楽しく過ごしました。この日は15人ほどの参加がありました。

平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)とは

 平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は、ボランティアの通訳・ガイドのグループです。
 設立目的は、核兵器廃絶と世界平和の推進のため、ヒロシマ・ナガサキの被爆体験と平和への願いを広く世界に伝えることです。私たちにとって、外国語は世界平和に貢献するための手段と位置づけています。
 現在の会員数は80人ほどです。年齢層は20代から80代まで幅広く、外国語の能力はプロレベルの通訳ができる人から英会話の勉強を始めたばかりの人まで様々です。
 代表は小倉桂子です。

設立の経緯
 1984年、被爆40周年を前にしたヒロシマは世界中の注目を集めていました。当時は、米国とソ連(現ロシア共和国)の核軍拡競争が激しく繰り広げられていました。核戦争の危険が身近なものとして感じられ、世界中で反核運動が展開されていました。広島を訪れる外国人も急増しました。
 現在代表を務める小倉桂子は、海外から広島に来るジャーナリストや平和活動家などのために通訳やガイドを手配する仕事を個人で行っていました。しかし、個人でのコーディネートには限界があり、組織的な対応の必要性がありました。そこで、同年11月から始まった「ヒロシマ案内人講座」の第1回で講師として招かれた小倉は、講演後に通訳・ガイドボランティアグループ結成を呼びかけました。それに賛同した人々およそ20人で12月に平和のためのヒロシマ通訳者グループを結成しました。英語名は、Hiroshima Interpreters for Peace、略称は HIP (ひっぷ)としました。

現在までの活動
 HIPがその後行ってきた主な活動をまとめてみました。

 ・通訳ガイド活動
 ・被爆証言の通訳
 ・平和集会での海外ゲスト講演の通訳
 ・平和記念資料館、平和記念公園、原爆遺跡のガイド
 ・ジャーナリスト取材活動のコーディネート、通訳、アテンド
 ・国際討論集会の開催。広島在住外国人と共に企画した平和集会
 ・国際市民ラウンドテーブルの開催。原水禁海外代表を囲む交流集会

出版活動
 ・『ヒロシマ事典』 (Hiroshima Handbook)、 1985年7月
 ・『HIROSHIMA えいごあんない』、1986年7月
 ・『ヒロシマ事典』 改訂版 (Hiroshima Handbook, 2nd Edition)、 1995年7月
 ・『平和記念公園案内テキスト』 (A Guide to Hiroshima Peace Memorial Park)、1999年7月

連絡先
 ・電子メール hipstaff@hipj.org
 ・代表 小倉桂子  事務局長 山田順二