11月17日 ひろしまを英語でガイド

ひろしまを英語でガイド
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は、2013年11月17日(日)に開催される「国際交流・協力の日」のプログラムとして講座「ひろしまを英語でガイド」を実施します。初心者向けの広島ガイド講習です。広島を訪れる外国人を案内したい皆さんのために、主要観光スポットを案内する時に役立つ英会話の実演と練習をします。ネイティブスピーカーによる英会話実演と小グループに分かれての会話練習があります。

今年、英会話練習で取り上げる場面は、三滝寺、お好み焼き、中国軍管区司令部地下通信室跡、原爆の子の像などです。英日対訳の無料テキストが付いています。

お気軽にご参加下さい。

◆日 時 平成25年(2013年)11月17日(日)10:00~12:00
◆場 所 広島国際会議場地下2階 コスモス
◆参加費 無料 (要予約、定員80名)

◆申し込み方法
電話またはファクスで、名前、住所、電話番号を下記まで。
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9月21日 WFC館長 Richard & Xinia Tobias さん講演

今回は、新しく7月から赴任されましたワールド・フレンドシップ・センターの館長、リチャードさんとシニアさんを講師にお迎えします。 

お二人はBrethrenの教会のメンバーとして、平和への強い願いを提唱されていて、教会のボランティアサービスを基に日本に来られました。

リチャードさんは1960年に良心的兵役拒否をされ2年間Brethrenボランティアサービスをされています。リチャードさんは非行少年のための仕事に30年間従事され、スクールバスの運転を15年されて退職されています。

シニアさんは、中央アメリカのコスタリカ出身です。コスタリカは1948年に軍隊を廃止し、その分教育に お金をそそぎました。コスタリカのオスカル・アリアス大統領は1987年にノーベル平和賞を受賞されています。シニアさんはメノナイト小学校でスペイン語を教えておられましたが、日本への赴任の間は休暇を取られています。

当日は、コスタリカ紹介のDVDを見て、コスタリカの歴史、教育制度、環境問題、隣国との関係など英語でお話し頂きます。又、リチャードさんは教会などで合唱指導をされていて歌が上手ですのでギターの弾き語りをして頂く予定です。

興味深いお話が聞けることと思いますし、講演の後、参加者の皆さんと質疑応答の時間も設けております。 
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8月6日 英語による被爆体験講話会

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)では、2013年8月6日、英語による被爆体験講話会を開催します。HIP会員の3人の被爆者が自らの被爆体験を(通訳なしで)英語で語ります。主催は平和文化センターで、プログラム運営担当がHIPとなります。参加費は無料です。外国人の方の聴講を心からお待ちしております。ぜひ広くご案内ください。

なお、証言は正午までですが、終了後、被爆者と直接話したい外国人の方のために自由参加の参加者交流会を行います。
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7月20日 平和公園ガイドについての情報交換

今回は、前半に8月6日に行われるHIP主催のイベント「被爆体験講話会」の準備をします。今年の証言者は 荒谷勲さん、平井昭三さん、小倉桂子さんです。 会場案内、受付、写真撮影、照明、司会等の役割分担をいたします。

後半は、平和公園ガイドについての意見・情報交換会をします。日頃ガイドをする上での会員同士で意見や情報を交わしてみましょう。 困ったこと、悩んだことなど率直に話してみませんか? 当日はHIP平和公園ガイドのテキストを持参ください。
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6月15日例会 WFC共同館長 ラリー・シムズさん/ジョアン・シムズさん 講演

今回は、ワールド・フレンドシップ・センターの共同館長、ラリー・シムズさんとジョアン・シムズさんを講師にお迎えします。 

ジョアンさんとラリーさんは2011年5月、福島の原発事故の2ヶ月後、心配する家族、友人たちもいる中、オレゴン州から、ワールド・フレンドシップ・センターの館長として広島に来られました。今年7月1日に帰国されますが、着任から2年間は、センターの理事やメンバーの方々など周囲の人たちが驚くほど精力的な活動をされてこられたそうです。ラリーさんは、元エンジニアで、専門は環境工学・原子・核技術方面。ジョアンさんは、Leadership(指導者論)で博士号取得され、広島で継続研究中。小学校・大学・大学院での教職経験をお持ちです。

当日は、パワーポイントを使って、WFCの活動紹介・なぜ広島にやってきたか・学術研究“the City of Hiroshima as a leader in Peace”について約1時間英語でお話しいただきます。興味深いお話が聞けることと思います。 講演の後参加者の皆さんと質疑応答の時間も設けております。 
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5月18日例会 シュモーハウスと江波山気象館の見学

今回は前半に、昨年広島平和資料館の付属の展示施設として、江波の皿山に開館したシュモーハウスを見学します。「シュモーハウス」の名前は、米国人のフロイド・シュモー氏に由来します。シュモー氏は、広島・長崎への原爆投下に心を痛め、住まいを失った広島の人々のために家を建てる活動を進めました。

「シュモーハウス」は、昭和26年(1951年)に集会所として建てられて以来、地域活動の拠点として活用されてきました。広島南道路の建設に伴い、集会所としての役割は終えましたが、昨年40メートル離れた場所から現在の場所に移転して保存され、被爆後の広島に寄せられた海外からの支援を伝える展示施設として生まれ変わりました。

案内者は今田洋子さんです。今田さんは昨年7月のHIPの例会で、「フロイド・シュモー氏とヒロシマの家」について講演されました。

「シュモーハウス」見学の後、、近くの江波山気象館を見学をします。ここは戦前から気象台でした。被爆建物でもあり、気象台が移転した後、全国でも珍しい気象関係の博物館として、1992年に開館しました。
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4月20日 国際交流員クリストファー・キャメロンさん講演

今回は、外国人から見た日本・日本人の感想・アドバイスや、彼の日本語の勉強方法を聞いて、私たちの国際感覚を養い、日本の良い点・悪い点を認識しましょう。また外国語の勉強方法を参考にしましょう。今回は、英語の聴取力の練習を兼ねて、少しづつ、英語で話して、同じ内容を日本語で話して頂きます。

また、広島で被爆者のインタビューをしながら小説を執筆中のアリ・ビーザーさんに短いスピーチをして頂きます。アリさんは、広島と長崎に原爆を投下したB29に搭乗したレーダー士のお孫さんです。彼は2011年に東北の被災地で写真の再生ボランティアに参加されました。
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3月23日 スティーブン・リーパー理事長講演

今回は今月一杯で退任される公益財団法人ヒロシマ平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長に講演していただきます。世界平和連帯都市市長会議、核兵器禁止条約、ICANなどの世界の核兵器廃絶運動について、理事長自ら取り組まれてきたことをふまえながらお話しいただく予定です。

また、夜19時から理事長を囲んで懇親会を予定しております。こちらは会員専用メーリングリストにて後日ご案内します。
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2月16日 ロベルト・ユンクと小倉馨-ヒロシマを世界に伝えた二人

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

2013年2月16日(土)13時半より、戦後アメリカとヨーロッパで活躍したドイツ人ジャーナリスト、ロベルト・ユンクと彼の広島での取材活動を全面的にバックアップした広島市職員小倉馨との交流と、彼らがヒロシマを世界に伝えた功績についてHIP代表の小倉桂子さんにお話しいただきます。

ロベルト・ユンクは1957年、「ヒロシマの家」のフロイド・シュモーの紹介状をもって来広。小倉馨の通訳により広島を取材しました。小倉はその後2年半にわたりA4版で750枚以上のレポートをユンクに送り続けました。小倉馨はその後、小倉桂子さんと結婚。広島市長室次長や広島平和記念資料館館長を務めました。

小倉馨が1979年に夭折した後、1980年にユンクは5回目の来広を果たし、通訳として小倉桂子さんを採用します。実は、これがHIP誕生のきっかけとなるのです。

広島平和記念資料館では、2月15日~3月28日の会期で、ロベルト・ユンク生誕100周年記念資料展が開催されます。こちらも合わせてご覧下さい。

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平井昭三さんの記事

平井昭三さんインタビュー記事。2013年1月23日朝日新聞。

平井昭三さんインタビュー記事。2013年1月23日朝日新聞。

今日、2013年1月23日(水)の朝日新聞朝刊広島面に、HIPの会員で、英語で被爆証言を続けておられる平井昭三さんのインタビュー記事が掲載されています。

平井さんは当時16歳。広島商業学校の生徒でした。その日、お父さんと弟さんを原爆で亡くされました。被爆体験とその後の半生がよくまとまっています。