平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)では2011年5月21日(土)、今回はフリージャーナリストの繁沢敦子さんに「原爆と検閲-アメリカ人記者たちが見た広島・長崎」と題してお話を伺います。
演題は繁沢さんが書かれた本の書名と同じものです。本の帯から引用します。
『青い目に映った「惨劇」と消された記事
日本の敗戦直後、連合国側の記者たちは、原爆投下の「結果」を報じるため、広島・長崎をめざした。ある者は個人で、ある者は軍の力を借りて。彼らは新聞・通信社・ラジオなど大手メディアの敏腕記者たちだった。だが、彼らが息を呑んだ被爆地の惨状はそのまま伝えられることはなかった。本書は、記者たちが広島・長崎で何を見、何を記述したのかを明らかにし、その上でなざ惨劇が伝わらなかったのか、その真相を探る。』
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