平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。
2013年2月16日(土)13時半より、戦後アメリカとヨーロッパで活躍したドイツ人ジャーナリスト、ロベルト・ユンクと彼の広島での取材活動を全面的にバックアップした広島市職員小倉馨との交流と、彼らがヒロシマを世界に伝えた功績についてHIP代表の小倉桂子さんにお話しいただきます。
ロベルト・ユンクは1957年、「ヒロシマの家」のフロイド・シュモーの紹介状をもって来広。小倉馨の通訳により広島を取材しました。小倉はその後2年半にわたりA4版で750枚以上のレポートをユンクに送り続けました。小倉馨はその後、小倉桂子さんと結婚。広島市長室次長や広島平和記念資料館館長を務めました。
小倉馨が1979年に夭折した後、1980年にユンクは5回目の来広を果たし、通訳として小倉桂子さんを採用します。実は、これがHIP誕生のきっかけとなるのです。
広島平和記念資料館では、2月15日~3月28日の会期で、ロベルト・ユンク生誕100周年記念資料展が開催されます。こちらも合わせてご覧下さい。