平井昭三さんの記事

平井昭三さんインタビュー記事。2013年1月23日朝日新聞。

平井昭三さんインタビュー記事。2013年1月23日朝日新聞。

今日、2013年1月23日(水)の朝日新聞朝刊広島面に、HIPの会員で、英語で被爆証言を続けておられる平井昭三さんのインタビュー記事が掲載されています。

平井さんは当時16歳。広島商業学校の生徒でした。その日、お父さんと弟さんを原爆で亡くされました。被爆体験とその後の半生がよくまとまっています。

12月8日 平和公園フィールドワーク

平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)では先日開催された国際交流・協力の日プログラム「ひろしまを英語でガイド」のフォローアップとして、2012年12月8日、「英語による平和公園フィールドワーク」を開催いたします。「ひろしまを英語でガイド」出席者以外の方も参加できます。

英語による平和公園フィールドワークでは、まず広島国際会議場の研修室でHIPが作成したテキスト『HIPの平和公園ガイド』を使用し、HIPでボランティアガイドをしている会員が全般的な解説をし、発音練習を行います。後半は、5~10人の小グループに分かれ、HIP会員がガイドとなり、平和公園で主な慰霊碑のポイント解説と案内練習を行います。午後5時頃原爆ドーム前で解散の予定です。
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11月18日 ひろしまを英語でガイド

ひろしまを英語でガイド
平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)は、2012年11月18日(日)に開催される「国際交流・協力の日」のプログラムとして講座「ひろしまを英語でガイド」を実施します。初心者向けの広島ガイド講習です。広島を訪れる外国人を案内したい皆さんのために、主要観光スポットを案内する時に役立つ英会話の実演と練習をします。ネイティブスピーカーによる英会話実演と小グループに分かれての会話練習があります。

今年、英会話練習で取り上げる場面は、世界平和記念聖堂、広島市現代美術館、厳島神社、広島平和記念資料館など、お馴染みの場所です。英日対訳の無料テキストが付いています。

お気軽にご参加下さい。

◆日 時 平成24年(2012年)11月18日(日)10:00~12:00
◆場 所 広島国際会議場地下2階 コスモス
◆参加費 無料 (要予約、定員80名)

◆申し込み方法
電話またはファクスで、名前、住所、電話番号を下記まで。
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9月15日例会 ヒロシマを世界に:英語で読める原爆文献

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

広島国際大学教授の中村朋子さんに「ヒロシマを世界に:英語で読める原爆文献」と題してお話しいただきます。これまで、英語で書かれたり、英文に訳された原爆関係の書籍等をご紹介いただきます。

中村さんは河合塾総合教育専修学校で教えられた後、現在は広島国際大学心理科学部コミュニケーション心理学科の教授をしていらっしゃいます。ひろしま通訳ガイド協会の会員でもあります。
日本の若者を核兵器国に送り、日本文化とヒロシマ・ナガサキの被爆の実相を伝えるネバー・アゲイン・キャンペーンの広島でのサポーターを30年近くにわたり、私と一緒にされています。

『英語で読む広島・長崎文献 Hiroshima and Nagasaki: books available in English』
 中国新聞事業出版センター 2003(単著)
『和英ヒロシマ事典』
 HIP編集・出版 1995(分担執筆)
『The Legacy of Hiroshima』
 佼成出版社 1986年(庄野直美著『広島は昔話か』新潮文庫の翻訳・単著)

中村さんから皆さんにメッセージが届いていますので、ご紹介します。
「平和のための通訳者グループの皆様に、私の研究をお役に立てていただければ本望です」
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8月6日 英語による被爆体験講話会

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP)では、2012年8月6日、英語による被爆体験講話会を開催します。HIP会員の4人の被爆者が自らの被爆体験を(通訳なしで)英語で語ります。主催は平和文化センターで、プログラム運営担当がHIPとなります。参加費は無料です。外国人の方の聴講を心からお待ちしております。ぜひ広くご案内ください。

なお、証言は正午までですが、終了後、被爆者と直接話したい外国人の方のために自由参加の参加者交流会を行います。

▽英語による被爆体験講話会
日 時:2012年8月6日(月)10:00~12:00
会 場:広島平和記念資料館 地下1階 会議室1
参加費:無料

10:00-12:00 被爆証言 荒谷勲さん、広澤澄子さん、平井昭三さん、小倉桂子さん
12:00-13:00 参加者交流会(自由参加)

English information => Survivors’ Testimonies 2012

7月21日 フロイド・シュモー氏とヒロシマの家

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

今回は、フロイド・シュモーさんの「ヒロシマの家」を語りつぐ会代表の今田洋子さんにヒロシマの家を建てたシュモー氏の活動についてお話を伺います。

森林学者のフロイド・シュモー氏は、広島・長崎への原子爆弾の投下に良心が傷つき、住居を失った広島の人々へ家を建てることを計画しました。
資金の募金活動を行い、1949年8月、シュモー氏は仲間とともに最初の家の建設を始めました。シュモー氏は広島で21戸の住宅や集会所を建て、その功績が称えられ「広島市名誉市民」の称号が贈られました。

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/VirtualMuseum_j/exhibit/exh0708/exh070807.html

例会後半は、8月6日(土)午前中に広島平和記念資料館地下会議室で開催される「英語による被爆体験講話会」の準備を行います。今年の証言者は、小倉桂子さん、荒谷勲さん、平井昭三さん、広澤澄子さんの4人を予定しています。
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6月16日 豊永恵三郎さん「在外被爆者援護の歴史と現状」

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

今回は2012年6月16日(土)、韓国の原爆被害者を救援する市民の会・広島支部代表の豊永恵三郎さんに在外被爆者援護の歴史と現状をお話しいただきます。。
豊永さんはご自身も被爆者で、1970年代から在韓被爆者問題にいち早く取り組み、救援活動の輪を広げてこられました。
豊永さんからいただいた在外被爆者問題についての最新資料も配布いたします。
貴重な機会をお見逃しなく。

今回は開始時間がいつもより30分早いのでご注意ください。
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5月19日 三滝寺見学

春の三滝寺平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

今回は、5月19日(土)13時半より、広島市西区の三滝寺を見学します。14時から本堂にて、住職さんのお話を伺います。

三滝寺は真言宗の寺院です。境内には県の重要文化財の朱色の多宝塔があり、塔内には国の重要文化財である木造阿弥陀如来坐像が安置されています。
自然に囲まれた美しい空間であるだけでなく、原爆や平和に関連する様々な事物があります。原爆句碑、アウシュビッツのホロコースト犠牲者慰霊碑、ベトナム難民の僧が預けていった石仏などです。

三滝寺から少し下った場所には市営墓地があり、無縁仏の墓石を集めた一角があります。

また、5月20日(日)の14時から『ひろしまを英語でガイド』編集会議を予定しています。
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4月21日 世界平和記念聖堂の歴史を学ぶ&ランチ会

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

今回は、4月21日(土)午前10時から、中区幟町のカトリック世界平和記念聖堂を見学します。教会のガイドの方に案内していただきます。
カトリック幟町教会のホームページから引用します。

「世界で最初に被爆した広島の地に平和のシンボルとして献堂されたカトリック教会です。
 聖堂の建設は、1945年8月6日の原子爆弾の惨禍に身をもって体験された、当時の広島カトリック幟町教会主任司祭フーゴー・ラッサール神父が、原子爆弾の犠牲となられた人々の追憶と慰霊のため、また全世界の友情と平和のシンボルとして発案されました。これに応えてカトリック信者を始め、世界各地の真に恒久平和を願う人々の発願と多大な寄付により、1950年8月6日に着工され、5年の歳月を重ねて1954年8月6日に完成、献堂され「世界平和記念聖堂」と命名されました。」

例会後、胡蝶庵にてランチ会を行います。入会をご検討中の方も、HIPの活動について知る良い機会です。どうぞお気軽にご参加ください。
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3月17日 国重昌弘さんの被爆証言

平和のためのヒロシマ通訳者グループ (HIP) の例会を下記の予定で開催いたします。

最初の1時間半は、国重昌弘さんの被爆体験を伺います。
国重さんは、被爆当時広島二中の2年生で、HIPスタッフの荒谷さんと同級生でした。
荒谷さんと同じ広島駅北側の東練兵場で被爆されたのですが、上半身の衣服を脱いでいたので、大やけどを負われました。
このため、後に父親に手荒な治療を受けることになります。しかし、そのおかげでやけどの跡が小さくて済んだのだとお聞きしました。
同じ時間、同じ場所で被爆しても、その被害には大きな違いがあるのだということをぼくは初めて知りました。

後半30分は、『ひろしまを英語でガイド』の編集会議を行います。
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